2026年1月中旬の某日に第46回千葉県フラワーフェスティバルを見に行きました。
開催地は千葉市にあるそごう千葉店の6階催事場となっています。
その時の記録と感想です。
なお、前回の記録(2025年)と文章が被っているところがあることは、ご了承ください。
千葉県フラワーフェスティバルは早春に行われている人気のイベントとなっています。
花の一大消費地である東京都に近い千葉県は、農業はもちろん花き生産も盛んで、特に温暖な気候の南房総では多くの種類の花きが栽培出荷されています。そのような千葉県で生産された花きをデパートの催事場に集め、優れた出品物の展示や表彰を毎年行っています。
開催期間は短く、金・土・日のみの開催ですが、わずらわしいほどの混雑はなく、見学にも余裕がありました。入場料が無いこともあり、自由入場となっており気軽に観賞できます。
催事場はそれほど大きな区画ではありませんが、花の展示数から言えば妥当な面積だと思います。
なお、日曜日午前から展示出品物の即売会が行われます。そのため日曜日には花の展示が十分に楽しめないことが多いです。
・展示品をしっかり観賞したい場合は金曜日か土曜日
・展示品を購入したい場合は日曜日の早い時間(入場整理券が配られるため)
に訪れるとよいでしょう。詳細はそごう千葉店のサイトでも確認ください。
今回は、京成千葉駅から歩くルートを利用しました。歩くといっても、京成千葉駅とそごう千葉店はほぼ直結しており、改札を出てすぐが、そごう千葉の1階出入口となっています。
また、JR千葉駅からも徒歩3分と、便利な距離感となっています。

千葉県の代表的なマスコットキャラクター、チーバくんをかたどったディスプレイが展示入口でお出迎え。元はスポーツ大会のキャラクターだったため情熱の赤色の体をしていますが、赤いカーネーションを利用してイメージ通りに仕上げていますね。
ちなみにチーバくんをデザインしたのは、Suicaのペンギンでも知られている絵本作家でイラストレーターの坂崎千春氏。
そういえばSuicaのペンギンは、もうじき引退してしまうのですよね。ちょっと残念。

チーバくんのディスプレイの裏側にあった切花のアレンジメント。
花の品質はもちろんですが、チーバくんの情熱の赤色とは対照的な、青紫を多用したクールなデザインも良いですね。

花きの花形といえば、やはり切花。
ストックやカーネーションといった鮮やかな花が並びます。

変わらずの素晴らしい品質に感嘆しながら観賞しました。
自分で花を育てているから分かりますが、やはりプロの品質は圧巻ですね。


展示された中で、特に優れたものに賞を授与しています。
今年の農林水産大臣賞(最優秀的な賞)はファレノプシスの品種「アンティーク」でした。立派な出来栄えで、品種名通りの淡いブラウンの落ち着いた色合いが美しいです。
一方で、千葉県フラワーフェスティバルでは、農林水産大臣賞以外にも様々な企業や団体から賞が贈られるのも特徴で、千葉県知事賞や千葉テレビ放送賞など多くの特別賞があります。

個人的な注目の花はブーゲンビレア。季節柄どうしてもシクラメンやプリムランといった冬〜春向けの鉢花が多くなりますが、暖かい地方で咲く花は、見ているだけで暖かい気分になります。
写真は、株式会社東京砧(きぬた)花き社長賞受賞のブーゲンビレアで品種名「フレンドリー」
草姿も花つきも良く、見応えがあります。

前回の記録(2025年)の「少し気になることも…」の項目で、展示が縮小傾向と記していたのですが、嬉しいことにメインのディスプレイが復活!やはり、これがあると展示のボリューム感に大きな違いがありますね。
切花や鉢花などの展示も、全体的に前回よりも充実しているイメージがありました。
開催日が1日増えたのもありがたいです。
やはり千葉県の花き産業の底地が力は凄いですね〜

農業が盛んな千葉県とあって、入学者の募集を兼ねた農業大学校紹介の展示がありました。
興味深い研究結果なども展示されています。

催事場の一角でワークショップが開かれていました。写真はフラワーアレンジメント教室。
他にもいけばな教室や寄せ植え講習が開催されるとのことです。
いずれも要予約とのことで、興味があれば事前に確認しておくとよいでしょう。

催事場から少し離れたエスカレーター脇で花きの販売がおこなわれていました。
値段設定は市場価格からやや安い程度で激安ではなかったですが、ランを中心に様々な花が販売されています。育て方などを気軽に相談できる雰囲気が良かったです。
ただ、欲しかったブーゲンビレアは無く…。展示品と販売品をリンクさせると良いかもですね。

催事の様子をSNSに投稿して、チーバくんのシールやウエットティッシュをもらいました。良い試みだと思いますし、喜んで協力させてもらいました。
シールに記されていますが、「千葉県は多種多様な花きが生産され、全国有数の生産額を誇るなど、まさに「花や緑」の宝庫です。」とあり、まさにその通りだと思います。

ただ、だからこそ横浜で花博(国際園芸博覧会)が行われるのが、ちょっと悔しいですね…。
千葉県は「花や緑の生産」では負けないのですが「花を愛でる施設や環境の整備」といった意味では、神奈川県に後塵を拝しているのは事実だと思いますから、余計にそう思います。
花博を機に、千葉県にもそのような施設や環境を整備して欲しかったです。
次回の花博開催はぜひ千葉県で!
帰りは同じルートで帰路に。
物価高・資材高等の不安定さが増す中で、毎年フラワーフェスティバルを開いてくれている関係者や、催事場を提供してくれているそごう千葉店に感謝しつつ、第46回千葉県フラワーフェスティバルの紹介を終わりたいと思います。
また来年!