葉色:
学名:Chamaedorea elegans
科名:ヤシ科
分類:常緑低木
原産地:中央アメリカ
大きさ:背丈15〜50cm、横幅15〜60cm
主な見所:葉(周年)
熱帯雨林の林床で自生している陰性のヤシ。葉は濃緑の小さめの羽状葉で、それらが立ち上がって株立ち状になります。「テーブル」の名の通り、株が小さいうちは葉も小さく扱いやすいですが、大きくなるとボリュームも出てとても立派になります。
耐陰性が非常に強く、蛍光灯下でも維持できるほどです。また、抽水栽培が可能なほど水を好み、テラリウムやハイドロカルチャーでよく用いられています。
耐陰性があり室内栽培でも無理なく育ち、日陰でも緩やかながら成長していきます。むしろ、直射光は葉焼けするので避けます。
水を好み、乾燥は大の苦手です。土が常に湿っているくらいでも大丈夫で、抽水栽培も可能です。
基本的には室内の観葉植物として用います。初夏から晩秋までは、ジメジメした日陰の庭の植栽にも向いています。
大き目のサイズの株を単植しても、性質が似ているものと寄せ植えしてもよいです。成長が遅く他の植物を邪魔することは少ないです。
北面の窓辺に置いたテーブルヤシ。
他の植物では難しいような暗めの場所にも飾れる良さがあります。
品種名つきのものはほとんど見かけません。
オススメ度:★★★★★
とても丈夫な観葉植物で、成長が遅く、株の姿も美しいです。
耐陰性が強く、室内でも無理なく育てられるのも大きな魅力となっています。