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ガーデニング・園芸に用いられる植物の中で私が栽培したことのある種類を図鑑にしています

キンモクセイ

キンモクセイキンモクセイの花

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キンモクセイのデータ

花色:オレンジ白
学名:Osmanthus fragrans var. aurantiacus
科名:モクセイ科
分類:常緑小高木
原産地:東アジア
大きさ:背丈2.0〜4.0m(6m)、横幅1.5〜3.0m(5m)、葉8〜12cm前後(対生)
主な見所:花(9月)、香り(花)

キンモクセイの特徴

残暑が和らぐ中、香りで秋を知らせます。
普段は特に特徴のない常緑樹ですが、開花期はオレンジの小花を枝いっぱいにつけ、その強い香りとともに遠くからでもよく目立ちます。ただ花期はあっという間で、また目立たない濃緑の葉をつけた樹に戻ります。
日本の温暖地の気候に似た地域が原産の花木なので、夏の高温多湿にも耐え丈夫に育ちます。そのかわりやや寒さに弱いです。

  • 難易度: とても丈夫です
  • 日照量: 花つきは悪くなりますが半日陰でも育ちます
  • 水分量: 乾燥には弱いところがあります
  • 耐寒性: 関東以西の温暖地程度の寒さなら大丈夫。北風はできるだけ避けます
  • 成長速度:やや遅い 特に植栽1〜2年は生育が緩慢です
  • 移植:春・梅雨・秋 移植は容易ですが、寒い時期はなるべく避けます

キンモクセイの育て方

性質はとても丈夫です。
日当たりのよい場所のほうが花つきに優れていますが、半日陰程度でも花つきは悪化しますが十分育ちます。やや湿った場所を好み、強い乾燥は苦手です。通風を確保しないとカイガラムシやその他害虫を招きますが基本的に病害虫には強いです。
少し寒さに弱く、強い北風や真冬の刈り込み・植えつけは避けます。

  • 管理:剪定以外は特にありません
  • 剪定春・花後〜11月
    毎年剪定する場合は枝が伸び始める春と花後が適期で、どちらも軽く1〜2節程度刈り込みます。この場合は毎年開花します。何年かに一度のみ剪定する場合は、春か花後のどちらかに深く刈り込みます。花つきが極端に落ちますが、翌年からまた開花します
  • 肥料:肥沃な場所に植えれば肥料は無理にあげる必要はありませんが、やせ地では有機肥料を2〜3月に与えます
  • 病害虫:虫に葉が食われることがありますが、深刻な被害にはなることは少ないです

キンモクセイのアレンジ

和風の庭に合います。洋風の庭にも合わせられるでしょう。自然風の庭にはあまり合いません。
普段は濃緑の葉が落ち着いた印象。葉がやや大きく、開花期も限られることを考慮して植栽します。
主木のほか、生垣に向いています。
生垣に使う場合は、葉が大きいので場所を選びます。植栽幅が広めの場所が欲しいです。
寒さにやや弱いので、寒風の当たりやすい場所はなるべく避けてあげたいです

キンモクセイの主な品種

品種名つきのものはあまり出回っていません。通販などで四季咲き種が出回ります。
また、キンモクセイの品種で花色が薄く、香りも弱いウスギモクセイがありますが、両者が区別されることはまれです

ギンモクセイOsmanthus fragrans
キンモクセイに姿はそっくりですが、白花で、芳香はキンモクセイほど強くありません。葉がやや幅広く、縁に細かい鋸歯が入ります。
キンモクセイと同様に庭木として使われていますが、見栄えが控えめな印象のため、実際に見かける機会も、店頭で販売されることも少ないです。
なお、キンモクセイはギンモクセイの変種とされます。

その他の写真

キンモクセイの花のアップ
キンモクセイの花のアップ。
葉腋(ようえき)から花茎を伸ばし、オレンジ色の小花をかたまって咲かせます。
日本にある株のほとんどが雄株であり、実は成りません


キンモクセイの新芽。
すぐに濃緑色に変化します。葉は硬くカサカサします

花付きの良いキンモクセイ
花付きの良いキンモクセイ。
ここまで花がつけば、遠くからでも香りに気づくほどになります

キンモクセイの個人的な印象

オススメ度:★★★★
香りで秋を知らせる花です。丈夫で育てやすいのは魅力的。
こんもりまとまりますが、重めの樹形で、狭い庭ではやや使いづらいです。

コメント

  • 芳香が強いことを理由に、植栽を避けている方もいるかと思いますが、花期はサクラなみの短さなのでそれほど気にならないと思います

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