オーブリエチアのデータ

花色：
学名：Aubrietia
別名：ムラサキナズナ
科名：アブラナ科
分類：秋まき一年草扱い、多年草（常緑）
原産地：南ヨーロッパ
大きさ：背丈10〜20cm、横幅15〜20cm
主な見所：花（３〜５月）

オーブリエチアの特徴

低い背丈の株に赤紫〜薄紫の花を咲かせます。葉も小さくバランスが取れた姿をしています。欧州ではポピュラーな花ですが、日本でも寄せ植え素材として人気が出てきました。高温多湿に弱いため夏越しが難しく暖地では一年草扱いにされることが多いです

• 難易度： 夏越しさせる気がなければ楽に育てられます
• 日照量：〜 日当たりのよい場所を好みますが、夏はできれば半日陰に移動します
• 水分量： 適湿の水はけのよい土を好みます
• 耐寒性： 耐寒性は比較的強いですが、あまり強い霜に当てないように

オーブリエチアの育て方

日当たりと水はけのよい場所に植えれば初春〜初夏にかけては手間が掛かりません。高温多湿に弱いので夏越しは寒冷地以外では難しいですが、半日陰に置いて過湿にしないようにすれば暖地でも越せることが多いです

• 管理：基本的には放任でよいです。あまり過湿にはしないように
• 肥料：定植時に与える元肥で十分。夏越しした場合は秋にも与えます
• 病害虫：発生は少ないですが、アブラムシや高温多湿期の根腐れに注意

オーブリエチアのアレンジ

洋風や自然風の庭に合います。一般的には寄せ植えの前景やハンキングに使います。小さくてもそれなりの存在感があるので、暖地であれば春限定で花壇の前景などにも使えます。花は目立ちすぎず地味すぎずで、どのような花とも合わせられます

オーブリエチアの主な品種

斑入り品種はよく出回っています。欧州では他にも様々な品種がありますが、日本では品種名付きで出回ることは多くありません

斑入り品種

赤紫花の品種

オーブリエチアの個人的な印象

オススメ度：★★★★
背丈が低く小さい株なので寄せ植えの前景に使いやすいです。ただ、暖かくなってくると間延びしやすくなります

コメント

• 苗がよく出回るようになったので、暖地では一年草として割り切ってもよいと思います