花色:
学名:Berkheya purpurea
別名:ベルケア・プルプレア
科名:キク科
分類:多年草(常緑)
原産地:南アフリカ
大きさ:背丈25〜80cm、横幅35〜60cm
主な見所:花(5〜8月)
非常に個性的な姿で、トゲトゲの多い株からトゲトゲの花茎を伸ばしてピンクの花を咲かせます。花は5〜8cm程度で、総状にまばらに咲きます。かさかさした印象で花色はかすれたように濃淡が混じります。花芯は濃い目の紫色で少し盛り上がります。葉は細長く伸び、トゲが凄いです。株はロゼット状になり花期に長い花茎を伸ばします
日当たりと水はけのよい場所に植えます。やせ地でも構いません。乾燥にかなり強い植物で、常に湿っているような環境は苦手です。丈夫な花で、条件を満たせばこれといった手もかからずに育ちます
かなり個性的な姿なのでアレンジ的には中級者以上向け。淡い花と一緒に植えても違和感が出るので、自己主張の強い花同士で調和を図ったりするといいと思います。トゲがかなり鋭いため植える場所も選んだ方がよいでしょう。通り道になるようなところに植えるのは控えた方が無難です
改良品種は見たことがありません
鋭いトゲがつく葉
花後の姿も面白い
冬のロゼットの姿
オススメ度:★★
適地ならほぼ放任で育つ丈夫さが魅力。ただしトゲは本当に鋭いです。個性的な姿をどう生かすかで評価も変わるでしょう