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ガーデニング・園芸に用いられる植物の中で私が栽培したことのある種類を図鑑にしています

ヒメツルソバ

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ヒメツルソバのデータ

花色:白ピンク
学名:Polygonum
別名:ポリゴナム
科名:タデ科
分類:多年草(常緑)
原産地:南アジア(ヒマラヤ地方)
大きさ:背丈5〜15cm、横幅50〜100cm以上(ほふく性)
主な見所:花(9〜5月)※夏にも条件が良ければ咲きます

ヒメツルソバの特徴

咲き始めは白色から後にピンクに色が変わる、ポンポン形の花を咲かせます。秋に一番多く花をつけますが、冬から初夏にも断続的に花を咲かせます。横にほふくして広がっていくので、主に日当たりのよい場所のグランドカバーに使われます。葉にはタデ科特有の矢印のような模様が入り、色はシックな感じです。寒さに当たるとさらに葉色が濃くなります。半日陰でも生育できるといわれていますが、花つきも悪くなる上、冬に葉が枯れやすいので日向に向いています

  • 難易度: とても丈夫な花です
  • 日照量: 日当たりを好みますが、半日陰でも育ちます
  • 水分量: 湿り気味の環境は苦手です
  • 耐寒性: 南関東以西の暖地では屋外で冬を越しますが、寒さで葉が変色したり、落葉したりする場合もあります

ヒメツルソバの育て方

本来とても丈夫な性質なので、日当たりのよい乾燥気味の場所に植えればよく広がります。半日陰で育てることもできますが美しくはなりません。よく日に当てると花が一面に咲いて見事です。やや寒さに弱く、葉を落としたりしますが南関東以南では屋外で冬越しします。寒風の当たりにくい陽だまりに置けば冬の間も開花が続きます

  • 管理:ほふく茎が広がりすぎたら切り戻します。寒さにやや弱いので、冬は陽だまりに置くと花もよく咲き、葉も美しく保てます
  • 肥料:春と秋早くに控えめに緩効性肥料を与えます。よく花が咲くようなら無理に与えなくて構いません
  • 病害虫:ほとんど発生しません

ヒメツルソバのアレンジ

ほふくして横に広がるので鉢植えには向いておらず、庭植え向きです。冬によく日のあたる場所が適しています。他の花とは合わせづらいですが単独で広げると見ごたえのある姿になります

ヒメツルソバの主な品種

これといった品種はありません

その他の写真


ヒメツルソバの葉。矢印のような模様が特徴です


一面に広がって咲くと見事です

ヒメツルソバの個人的な印象

オススメ度:★★★
花つきがよいので秋から初冬は綺麗ですが、夏の間は少し雑草ぽく見えてしまいます

コメント

  • 土が凍結するような寒い地方では枯れてしまうことも多いです
  • こぼれダネでも増えることがあります

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