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ガーデニング・園芸に用いられる植物の中で私が栽培したことのある種類を図鑑にしています

トリテレイア(ブローディア)

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トリテレイア(ブローディア)のデータ

花色:
学名:Triteleia
別名:ブローディア、ヒメアガパンサス
科名:キジカクシ科
分類:秋植え球根
原産地:北アメリカ
大きさ:背丈20〜50cm、横幅20〜30cm
主な見所:花(5〜6月)

トリテレイア(ブローディア)の特徴

現在はトリテレイア属ですが、言いづらいからか旧学名のブローディアの名前で店頭に並ぶことも少なくありません。いくつか種類があり、よく出回っているのは青紫の花色が美しいラクサ系やブリジェシー系の品種で、黄色花のイキシオイデスなどはあまり出回りません。秋植え球根としてはやや遅咲きで、花弁の中央に特徴的な線が入ります。春以降に花茎が直立して、頂部で花序を広げます。茎がやや長めに伸びるので切花にも適しています

  • 難易度: とても丈夫な花です
  • 日照量: 葉がある間は日当たりのよい場所で育てます。葉が枯れた後は日陰でも構いません
  • 水分量: 適湿を好みます
  • 耐寒性: 耐寒性は強いです

トリテレイア(ブローディア)の育て方

植えつけ時期は10月から11月上旬ごろ。植えつけ深さは3〜5cm程度とします。
日当たりと水はけのよい場所に植えます。球根が充実していれば当年は放任でも花が咲き、適地なら3〜4年程度は植えっぱなしでも花が咲き続けます。強酸性土壌は苦手なので、苦土石灰などで事前に中和しておきます。花後はカリ分の多い肥料を追肥して、葉が自然に枯れるまでよく日に当てると来年も豪華に咲きます

  • 管理:花がらは花茎ごと切り取ります。それ以外は特別な管理はいりません
  • 肥料:葉が出てきたら緩効性肥料を与え、花後はカリ分の多い肥料を追肥します
  • 病害虫:ほとんど発生しません

トリテレイア(ブローディア)のアレンジ

洋風や自然風の庭に合います。他の秋植え球根よりも遅咲きなので、単独あるいは初夏の花と合わせます。丈夫なので高木の下などに植えて自然な雰囲気を楽しむとよいと思います。美しい花ですが主張が強すぎるわけでもなく、他の花とも合わせやすいです

トリテレイア(ブローディア)の主な品種

いくつかの種類やその改良品種が出回ります

ブリジェシーT. bridgesii):薄紫〜青紫の花色です


イキシオイデスT. ixioides):薄黄色〜黄色の花色。店頭にはあまり出回りません


ラクサT. laxa):薄紫〜青紫の美しい花色です

クイーンファビオラ
ラクサの改良品種でよく出回っています。青紫の花色で、濃い青のラインが目立ちます


ルディ
ラクサの改良品種。花色は白で、花弁中央に濃い青紫のラインが入ります

トリテレイア(ブローディア)の個人的な印象

オススメ度:★★★★★
美しいグラデーションの花が綺麗です。植えっぱなしでも育つほど丈夫で、球根が充実していれば花期が比較的長いのもポイント

コメント

  • 新学名の呼び名は覚えづらく、言いづらいですね

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