花色:
学名:Antirrhinum
別名:スナップドラゴン
科名:オオバコ科
分類:秋まき一年草
原産地:地中海沿岸
大きさ:背丈20〜100cm、横幅20〜40cm
主な見所:花(3〜6月)※条件が良いと夏まで咲き続けます
特徴のある変わった形の花を金魚の姿にたとえていますが、金魚のようなスナップ咲きのほか、釣鐘型のベル咲きと呼ばれるものもあります。花色が豊富で花つきもよいですが、雨で花が傷みやすいです。
草姿は様々で高性種から矮性種まであります。最近ではほふく性の品種も出回ります。
日当たりと水はけのよい場所を好みます。高温多湿には弱いですが、見ごろの6月上旬くらいまでは比較的丈夫に育つので問題ありません。梅雨に入ったら、雨の当たらないところに移動することができれば長く楽しめます。酸性土を嫌うので苦土石灰などであらかじめ用土を中和しておきます。
洋風の庭に合います。和風や自然風の庭にはあまり合いません。
矮性種は寄せ植えや地植えの前景に向きます。花の姿に特徴がありますが、個性が強すぎるというほどではないので合わせやすいです。高性種は切花やボーダーガーデンの後方に向きます。
様々な改良品種が出回ります。
品種名つきで出回ることは少ないので、花色や株の大きさで決めます。
「ソネット」
茎が丈夫で倒れにくい品種。花つきが良く豪華に咲くのも特徴です。
明るいピンク花の品種。
個性的な朱色の花色の品種。
草丈20cm程度の矮性品種。
「クレバータッチ」
斑入り品種。白い覆輪が入り、葉自体も灰緑色になります。花色は濃赤色。
普通種のキンギョソウとは異なり大人っぽい雰囲気があります。
花のアップ。赤系の花色に特に言えるのですが、確かに金魚がヒレを広げて泳いでるようにも見えます。金魚に例えて名をつけたのは良いセンスだと思います。
ただ、写真2枚目のように、金魚に見えないような花の咲き方をする品種もあります。
オススメ度:★★★★
ひとつひとつの花は雨などですぐにダメになるのですが、花期が長く花つきも良好。
個性的な花をどう生かすかはアレンジ次第です。