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ガーデニング・園芸に用いられる植物の中で私が栽培したことのある種類を図鑑にしています

グレコマ

グレコマグレコマ

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グレコマのデータ

葉色:斑入り
学名:Glechoma hederacea
別名:カキドオシ
科名:シソ科
分類:多年草(常緑)
原産地:ヨーロッパ
大きさ:背丈10〜15cm、横幅30〜*cm(ほふく性)
主な見所:葉(周年)

グレコマの特徴

斑入りの葉が美しく、ハンギングバスケットや寄せ植えなどに用いられます。
葉は腎臓形で、緩い切れ込みが入ります。葉裏や茎に白い毛が密生しています。春に小さな花を咲かせた茎が倒れて地面を這うように広がります。春の葉色は全体的に黄色く、初夏以降は緑になります。
性質はとても強健で、むしろ広がりすぎに注意が必要です。

  • 難易度: 雑草化するほど丈夫です。
  • 日照量: 半日陰でも育ちます。
  • 水分量: 適湿でよいですが、過湿にも耐えます。
  • 耐寒性: 耐寒性は強いです。

グレコマの育て方

とても丈夫です。半日陰でも過湿でも育ち条件をあまり選びませんが、あまりに暗いと節が間延びして観賞価値が落ちます。日当たりのよい場所では強く乾燥させないようにします。

  • 管理:普段は放任でかまいません。
    茂り過ぎて他の花を枯らすこともあるので、時々伸び過ぎたつるは切り取ります。
  • 肥料:よく生育しているようなら無理に肥料を与えなくても構いません 。
  • 病害虫:ほとんど発生しません。

グレコマのアレンジ

洋風の庭に向きますが、和風や自然風の庭にも合わせられます。
寄せ植えや、ハンギングバスケットで茎が垂れるように使うとよいでしょう。花色違いの株の間に植えて調和させたり、白花を用いて清々しさを演出するのもよいでしょう。自由に枝が伸びるので、まとまりすぎた寄せ植えにポイントとして使うと、自然な感じにしてくれます。
地植えしてグランドカバーとして使うのも良いのですが、広がり過ぎないよう管理が必要です。

寄せ植えの鉢の端側に植えた例
寄せ植えの鉢の端側にリーフプランツとして植える、よく見られる植栽例。
地面まで茎が伸びる前に適度に切り戻しましょう。

地植えしてグランドカバーにした植栽例
地植えしてグランドカバーにした植栽例。広がりすぎないようにしっかり管理します。

ハンギングバスケットで育てたグレコマ
ハンギングバスケットで育てたグレコマ。垂れ下がる様子が面白いです。
広がりすぎを防ぐことができるので管理しやすいのも良い点。

グレコマの主な品種

斑の入り方の違いでいくつか品種が出回っています。

散り斑入りの品種
散り斑入りの品種。

葉に斑がないグレコマ
葉に斑がない普通種。観賞価値は低くほとんど店頭には出回りません。
元々は斑入り葉だったものが、先祖返りしてしまったケースも多いです。

その他の写真

グレコマの花
グレコマの花。小さく目立たないので観賞価値はあまりありません。


先祖返りして緑葉になることがあるので、緑葉が出たら早めに元から切り取ります。緑葉の方が性質が強いので、放置すると緑葉に入れ替わってしまいます。
上の写真はすでに緑葉と斑入り葉が混在してしまって収取がつかなくなっています。こうなったら、可能なら株分けするか挿し芽で更新するしかありません。

グレコマの個人的な印象

オススメ度:★★
やや個性的なリーフプランツで、どう生かすかはアレンジ次第といえます。
丈夫で増えやすいので不用意に地植えしないほうがよいでしょう。

コメント

  • 先祖返りして緑葉になることがあるので、緑葉が出たら早めに元から切り取ります。緑葉の方が性質が強いので、放置すると緑葉に入れ替わってしまいます。

  • 上の写真は、すでに緑葉と斑入り葉が混在してしまって収集がつかなくなっています。
    こうなってしまったら、可能なら株分けするか、挿し芽で更新するしかありません。

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