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ガーデニング・園芸に用いられる植物の中で私が栽培したことのある種類を図鑑にしています

セラギネラ

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セラギネラのデータ

葉色:ライムグリーン緑
学名:Selaginella
科名:イワヒバ科
分類:多年草(常緑)
原産地:アフリカ
大きさ:背丈5〜10cm、横幅15〜25cm
主な見所:葉(周年)

セラギネラの特徴

セラギネラの仲間にはいくつか種類がありますが、セラギネラの名で出回るのは主にアフリカ原産のクラウシアナです。室内の観葉植物の寄せ植え等でよく見かけますが、丈夫なので屋外でも育てられます。葉は針葉樹のヒバのように細かく分かれて伸びます。原種の葉は濃緑ですが、黄緑色を中心に様々な葉色の改良品種もあります。草丈は低く株は自然にまとまります

  • 難易度: 比較的丈夫ですが、水切れには弱いです
  • 日照量: 日影でも平気ですが、あまりに暗いと葉色が悪くなります
  • 水分量: 湿った環境を好みます
  • 耐寒性: 南関東以西の暖地なら霜除けした屋外でも冬を越せることがありますが、確実に冬を越したいなら室内に取り込みます

セラギネラの育て方

半日陰はもちろん日影でも育ちます。ただ、あまりに暗いと生育が鈍りがちになるので、明るめの場所に置きましょう。湿った環境を好み空中湿度が高いとよく育ちます。霧吹きが効果的。多肥は嫌うのでやせた土でよいです

  • 管理:特別な管理はいりません
  • 肥料:液肥を思いついたときにあげる程度で十分です
  • 病害虫:ほとんど発生しません

セラギネラのアレンジ

小鉢や、観葉植物の寄せ植えの素材として用いられますが、日陰でも維持できるので室内アレンジの下草に使われることも多いです。黄緑色の葉の品種は単独で楽しむのも良いと思います

セラギネラの主な品種

一般的にはクラウシアナが出回っています。原種の他、葉色の異なる品種もよく見かけます


クラウシアナS. kraussiana
セラギネラの名で一般的に出回る種。濃緑の葉色


オーレア
クラウンシアナの黄緑葉の品種で、よく出回っています

セラギネラの個人的な印象

オススメ度:★★★
ベビーズティアーズとともに、室内の寄せ植えでも無理なく使える背丈の低い観葉植物です

コメント

  • 湿度が低いと調子を崩すので、エアコンの風に直接当てたりしないようにします。乾燥する場合には霧吹きなどで湿度を保ちましょう
  • クラマゴケやコンテリクラマゴケなど、同じイワヒバ科の仲間が山野草や盆栽用として出回っています。ただ、これらはセラギネラの名で出回ることはほとんどありません

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