葉色:、花色:
学名:Tanacetum ptarmiciflorum
科名:キク科
分類:多年草(常緑)
原産地:北アフリカ(カナリア諸島)
大きさ:背丈20〜60cm、横幅15〜45cm
主な見所:葉(周年)
シルバーリーフとして寄せ植えによく用いられています。同じ銀葉のシロタエギクと混同されることもありますが、より切れ込みが多く繊細な葉になります。初夏に白花が咲きますが、そのままだと株が弱るので切り取ってしまうことが多いです。
性質の弱いシルバーリーフの仲間のなかでは丈夫ですが、やや寒さに弱いので寒冷地では一年草扱いになることもあります。
寒さにやや弱いことをのぞけばシロタエギクとほぼ同じです。
少し乾燥した、日当たりと水はけのよい場所を好みます。丈夫な花なので多少環境が悪くてもすぐに枯れませんが、そのかわり徒長したり葉色が悪くなります。株の姿を綺麗に保つためにも、半日陰や湿った場所には植えない方がよいです。
1年ごとに挿し木で更新すると美しい姿を保てます。
洋風の庭に合います。和風や自然風の庭にはあまり合いません
寄せ植えのわき役にピッタリです。シロタエギクよりも繊細な印象で色々な花と合わせやすいですが、その分シルバーリーフとしての存在感は小さくなります。
暑い時期は間伸びしやすいので、梅雨前に挿し木をして株を更新させると、秋にはまた美しい姿を観賞できます。
寄せ植えで利用した例。
これといった品種はないようです。
シルバーレースの花。一般的には株が弱るので咲かせずに花芽を切り取ります。
花を咲かせた場合、草姿が乱れがちになります。
葉のアップ。レースの模様のような繊細な切れ込みが入ります。
また、葉そのものが白いわけではなく、表面に細かい白い毛が生えていることがわかります。
オススメ度:★★★★
シロタエギクに比べると繊細な姿。どちらを使うかはアレンジ次第といえます。