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ガーデニング・園芸に用いられる植物の中で私が栽培したことのある種類を図鑑にしています

シルバーレース

シルバーレースシルバーレースの葉

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シルバーレースのデータ

葉色:シルバー、花色:白
学名:Tanacetum ptarmiciflorum
科名:キク科
分類:多年草(常緑)
原産地:北アフリカ(カナリア諸島)
大きさ:背丈20〜60cm、横幅15〜45cm
主な見所:葉(周年)

シルバーレースの特徴

シルバーリーフとして寄せ植えによく用いられています。同じ銀葉のシロタエギクと混同されることもありますが、より切れ込みが多く繊細な葉になります。初夏に白花が咲きますが、そのままだと株が弱るので切り取ってしまうことが多いです。
性質の弱いシルバーリーフの仲間のなかでは丈夫ですが、やや寒さに弱いので寒冷地では一年草扱いになることもあります。

  • 難易度: 比較的丈夫です。
  • 日照量: 日当たりのよい場所を好みます。
  • 水分量: やや乾燥した環境を好みます。
  • 耐寒性: 南関東以西の暖地では屋外で冬越ししますが、強い霜は避けたほうがよい。

シルバーレースの育て方

寒さにやや弱いことをのぞけばシロタエギクとほぼ同じです。
少し乾燥した、日当たりと水はけのよい場所を好みます。丈夫な花なので多少環境が悪くてもすぐに枯れませんが、そのかわり徒長したり葉色が悪くなります。株の姿を綺麗に保つためにも、半日陰や湿った場所には植えない方がよいです。
1年ごとに挿し木で更新すると美しい姿を保てます。

  • 管理:伸びすぎて格好が悪くなったら切り戻すか、挿し木で更新します。
    花芽が出てきたら切り戻して咲かせないようにします。
  • 肥料:緩効性肥料を春秋に控えめに与える程度で十分です。
  • 病害虫:ほとんど発生しません。

シルバーレースのアレンジ

洋風の庭に合います。和風や自然風の庭にはあまり合いません
寄せ植えのわき役にピッタリです。シロタエギクよりも繊細な印象で色々な花と合わせやすいですが、その分シルバーリーフとしての存在感は小さくなります。
暑い時期は間伸びしやすいので、梅雨前に挿し木をして株を更新させると、秋にはまた美しい姿を観賞できます。

寄せ植えで利用した例
寄せ植えで利用した例。

シルバーレースの主な品種

これといった品種はないようです。

その他の写真


シルバーレースの花。一般的には株が弱るので咲かせずに花芽を切り取ります。
花を咲かせた場合、草姿が乱れがちになります。

葉のアップ
葉のアップ。レースの模様のような繊細な切れ込みが入ります。
また、葉そのものが白いわけではなく、表面に細かい白い毛が生えていることがわかります。

シルバーレースの個人的な印象

オススメ度:★★★★
シロタエギクに比べると繊細な姿。どちらを使うかはアレンジ次第といえます。

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