花色:
学名:Aster tataricus
科名:キク科
分類:多年草(冬落葉)
原産地:日本、東アジア
大きさ:背丈30〜200cm、横幅40〜80cm
主な見所:花(9〜10月)
宿根アスターの仲間で、日本に自生のあるとても丈夫な花です。花は青紫〜薄紫で3センチ程度。長く伸ばした茎に花序を作ります。環境によって花色が濃くなったり薄くなったりします。葉には明確なしわが入り、触り心地はカサカサしています。ロゼット部分の葉は大きく30〜40cm以上あります。株は冬〜初夏の間はロゼット型で、花時になると長い花茎を伸ばします。
生育旺盛で株は地下茎で広がります。その丈夫さで有料ガーデンや公園などでもよく見られます。
とても丈夫な花です。日当たりと水はけの良い場所に植えれば、特別な管理はいりません。乾燥に強く、やや荒れたような場所でもよく咲きます。むしろ増えすぎに注意がいるほどです。
素朴で大形の花なので、自然風の広い花壇やボーダーガーデンに合います。横に広がりやすいので地下茎の管理ができる場所に植えましょう。狭い花壇や鉢植えでは持て余すことになります。
これといった品種はありません。
株元の葉。大きくなります
シオンの花に集まるハナムグリ。
オススメ度:★★★
丈夫で自然な雰囲気の花。乾燥にとても強いです。
株が大きくなるので、狭い庭には使いづらい分マイナスですが良い花だと思います。ただ、広がり過ぎないよう管理が必要です。