葉色:
学名:Dichondra
別名:ダイコンドラ
科名:ヒルガオ科
分類:多年草(常緑)
原産地:世界の温帯地方
大きさ:背丈5〜10cm、横幅20cm以上(ほふく性)
主な見所:葉(周年)
緑葉のレペンスとミクランサ、銀葉のセルケアが出回っています。グランドカバーとして用いられ、花や葉を楽しむというよりは雑草抑制など実用的な用途に使われていることが多いです。芝生に比べると耐陰性はやや優れていますが、踏み圧にはあまり強くありません。葉は腎型で、葉柄のつく部分に深い切れ込みが入ります。薄黄色の花は小さくあまり目立ちません。白い毛が生えた銀葉のセルケアは乾燥に強く湿気を嫌うので、育成条件も使われ方も異なります
ミクランサやレペンスは日当たりと水はけ、水もちのよい場所に植えます。強い乾燥には弱く、水が足りないと葉縁から枯れこみます。一方、セルケアは強光や乾燥に強く、ジメジメした環境は苦手です
洋風や自然風の庭に合います。グランドカバーや地被のような実用的な使い方に向きます。芝生代わりに使われますが踏み圧の強いところには向きません。管理の手間が少ないかわりに芝生に比べると個性が強いので、周辺の花と合うかよく吟味します
主にレペンスとミクランサ、セルケアの3種が出回っています
○レペンス(D. repens)
腎形の葉で緑葉。鋸歯が目立ちます
○ミクランサ(D. micrantha)
腎形の葉で緑葉。鋸歯は目立ちません
○セルケア(D. sericea)
腎形の葉で銀葉。鋸歯は目立ちません。ミクランサの銀葉バージョンといった印象。乾燥に強いのでロックガーデンや砂地のグランドカバーに向きます
オススメ度:★★★
芝生に比べ管理の手間は少ないのが長所。ただ、背丈が低いので雑草管理は必要です。
個性的な姿をどう生かすかはアレンジ次第