実色:
学名:Sarcandra glabra
科名:センリョウ科
分類:常緑低木
原産地:日本、東アジア〜東南アジア
大きさ:背丈0.6〜1.2m、横幅0.7〜1.0m、葉8〜15cm前後(対生)
主な見所:実(11月〜?月)※いつのまにか食べられてしまいます
だんだんと寒くなってくる11月ごろ、緑だった実が赤や黄色に色づき冬をつげます。実の色は赤が普通ですが黄色もよく見ます。葉は鋸歯の目立つ深緑色で、反対色の赤い実とは相性がよいです。
よく比べられるマンリョウとは異なり、実を枝先に固まってつけるのでよく目立ちます。また、幹が一本立ちになりやすいマンリョウに対して、センリョウは根際からいくつも枝を伸ばす株立ちになるので、まとまりやすく姿も美しいです。
半日陰の、やや湿った肥沃な土の場所を好みます。丈夫で幅広い環境で育ちますが、日当たりが良すぎたり土壌が乾燥すると、葉焼けしたり枝先が痛んで見苦しくなります。
和風の庭によく合います。マンリョウほど和の雰囲気が強くないので、使い方によっては洋風の庭の日陰に植えても合います。
根じめ・境栽などに用います。株立ち状の姿は品もよく、玄関前の日陰や坪庭に向いています。
赤実のほかに黄実もあります。斑入り品種もありますが、あまり見かけません。
実つきの良さは大きな魅力です。
いつのまにか食べられてしまった実。2月ごろには実が無くなっていることが多いです。
オススメ度:★★★★★
株立ち状の樹形なので、姿がまとまりやすいのが良いところです。